ちょっと薬棚の中を覗いてみてください。よく使われる鎮痛剤や毎日飲んでも安全なビタミン、もしくは処方薬などがも入っているでしょう。その棚の中から何を見つけたとしても、それには少なくとも1つ以上の副作用があるのです。たとえビタミンサプリメントであっても同じです。
アレルギー反応を起こさない限り、ほとんどの薬には、服用して悪化するような副作用はありません。それでも、薬の副作用が起きた時、何を調べるべきか知っておいた方がよいでしょう。自分が服用するものを理解することは大切です。何かを飲み込む前に、その薬によって起きるかもしれない副作用を、一般的なものはもちろん、めったに起きない事でも知っておくべきでしょう。実のところ、よく知られている薬の中にも、意外な副作用が起こるものがあるのです。それを知れば、あなたは驚くかもしれません。
バイアグラと切断手術
この”幸運の薬”についての基本的な警告は、多くの方がすでにご存知でしょう。バイアグラのコマーシャルはあちこちでよく目にします。その警告には「勃起が4時間以上続く場合は、医師に相談してください」という注意があります。あなたは、「医師に連絡しなければどうなるのだろう?」と思ったことはありませんか?どんなに素晴らしく思えても、勃起が4時間以上持続するのは、持続勃起症のサインです。簡単に言うと、持続勃起症は陰茎の血管が弛緩するのを拒否している状態です。この症状の名前は、永遠の勃起で知られるギリシャ神話の多産の神、プリアポスが由来です。とてもまれなケースでは、陰茎を切除する必要すらあるのです。